ロゴを作ってよかったこと

 

ロゴの練習をする、という取り組みを始めて1ヶ月くらいが経った。9作くらいしかアップできてないのだけど、こねくり回してボツにしたのとかも結構あるので、もっと作ってる気もする。ロゴ練習をやり始めて、良かったことが結構あるのでざっと書いてみることにする。

Illustratorの使い方を学べた

今まで使ってはいたのだけど、本格的にガッツリ使ったことがあまりなく、それまでは昔から使っていて得意だったPhotoshopばかり使っていた。正直、Illustratorでロゴをしっかり作った経験もなくて、どうやったらいいのか手探りで始めた。他の人のロゴを見よう見まねで作っていたらどんどんやり方を覚えていって、中学生のころPhotoshopでひたすら画像を作っていたのを思い出した。とりあえずソフトは使い込まないとダメなのだなあ、という当たり前のことをいまさら実感した。勉強のためにたまに使う、ではなくて、毎日なにかしら作ることを目的にして使うとかなり覚えるスピードが速くなる気がする。

文字に興味を持った

デザイナーの人なら当たり前のことなんだろうけど、デザイナーと言ってはおこがましいようなレベルの自分だったので、恥ずかしながら今まであまり文字に興味を持ったことはなかった。というか、見ても「きれいだな〜」とか「自分にはこんなもの作れないな〜」という感想しか出てこなかったのだけど、最近は全く違う感想が出てくる。なんというか、やっとデザイナーの人の視点になれた気がする。本当に恥ずかしいのだけど。ロゴや文字を、ひとつの図形として捉えられるようになった気がする。

Twitterのフォロワーが増えた

これ自体は良いことなのか分からないけど、たぶん良いことなのだと思う。とにかくすごいスピードで増えていて、今まではスパムアカウントがたまに増える、くらいの感じだったのだけど、デザインをしている人とかのアカウントからフォローされることが増えた。自分が作ったロゴをいいねしたりリツイートしてくれる人がいて、その循環でフォロワーが増えている感じ。自分の作ったものを多くの人に見てもらえるのは単純に嬉しいので、これからも頑張っていきたいな、という気持ちです。

ロゴをきっかけに新しい繋がりが生まれた

昨日、「伊根町」のロゴを作っていて、バックに伊根の写真を使ったらもっと雰囲気が出るんだろうな〜と思ったのだけれど、手元に伊根町の写真がないので、知り合いの山根翔さんが撮影された伊根の写真を使用していいか、という連絡を取らせていただいたところ、快諾していただいた上に、ロゴをアニメーションにしていいですか、という話の流れになり、なんとアニメを作っていただけた。

この流れは予想していなかったのでびっくりしたと同時に、ロ、ロゴが動いている…!と、なんとも不思議な感覚になった。自分の描いた絵が動くのってこんな感じなのだろうか。とにかくびっくりした。それをシェアしていただいたところ、さらに多くの人に見ていただけて、本当にありがたいです。あと、もともと地元である京都府北部でなにかやりたい、というぼんやりとした考えはずっとあったので、それを具現化できた感じがしてうれしい。もっと明確な意図を持ってできるとさらに良いと思うので、いろいろと頑張っていきたい。

 


 

最近、人となにかをやる機会が続いていて、こんな自分でも、インターネットと技術さえあれば、人とモノが作れるすごい時代になったのだなあ、としみじみ感じている。それと同時に、体調が良くなればもっと色々とアクティブに動き回れるので悔しいな、と思いつつ、アクティブに動き回ることを目標に体調を整えていきたい、という気持ちにもなっている。とにかく、これを励みに頑張っていきたい!という気持ちです。デザインが好きで、デザインを続けていてよかった…。