クローゼットを、一度閉じます

去年の10月から始めたこのブログですが、いったん更新を停止しようと思います。

理由ははっきりしていて、自分の新しい活動拠点となるポートフォリオを作ったからです。もともと、このブログをポートフォリオにリニューアルするつもりだったのですが、このブログのドメイン名をうっかりblog.にしてしまったことと、様々な諸事情があり、ポートフォリオに新しいブログを新設することになりました。

もともとは、デザインの記事を中心に更新していくつもりだったのですが、いつのまにか自分の感情を吐き出す場所になっていました。読み返してみるとなかなかエモーショナルな記事ばかりで、それはそれで良いし、でもそろそろ前に進みたいかな、と思い始めました。いったん、このブログに書かれているような感情とは区切りをつけたくなりました。

新しいブログで、全くそういう記事を書かないわけではないし、書きたくなったら書くと思いますが、自分としては、そろそろ次のステップへ移りたい、と思っています。次のステップが具体的に何なのかははっきりしていませんが、この1年で抱いていた感情とはまた違います。ぼんやりと、新天地を探しているような感じですね。

ブログごと消すのは勿体ないので(前のブログも残しているし)、閉鎖するわけではないですが、更新の拠点は新しい場所に移ります。もし、続けて読んでくださる方がいるのであれば、読んでいただけると幸いです。まとまった活動の拠点は全てポートフォリオに移していくつもりなので、もしよろしければ応援していただければと思います。

1年間、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

追記:ちなみに、新しいブログのエントリーページのフッター部分に、読者になるボタンがあります。

これからどうしていくのか

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自宅で療養をするようになって1年以上経ったけれど、はっきりとした先の見通しが持てず、なんとなく毎日をやり過ごしていくような気持ちのまま日々を過ごしてしまっている。1年という年月が長いのか短いのかは分からないけれど、それまでの1年に比べると比較的短かったな、という感覚がある。濃いか薄いかで言うと、薄い。山あり谷ありではなく、ずーっと続く長い道をひたすら歩いているような、そんな感覚。

「これからどうしていけばいいんだろう」という気持ちは毎日あるのだけれど、その問いに対してはっきりとした答えが出せずにいる。前のような状態に戻るにはまだ時間がかかる、と思ってしまうし、現状では、はっきりと症状がなくなった状態で仕事をしている自分を想像できない。よく、前の状態に戻るのではなくて、生き方自体を変えてしまったらずいぶん生きるのが楽になった、という同じ病気の人の体験談を読んだりするのだけれど、そこまで大胆な決断をするにもなかなか踏み切れず、文字通りどっちつかずの状態が続いている。その判断をするには、今は早すぎるのか遅すぎるのか、ということさえ、自分では分からない。

せっかく自宅で仕事ができる環境なのだから、集中して自宅で仕事を請けてみるのもいいかもしれない、とは思っているのだけれど、なぜだか行動に移せない。はっきりとしたゴールが見えないからなのかもしれない。自分の進むべき方向が定まっていないと、どう頑張ったらいいのか分からない。その方向がいつ定まってくるのか、まだ分からない。

なんとなしにまた1年を過ごしていくのは嫌だなあ、と思う。25歳という、中途半端に責任のある年齢になってしまったから余計にそう思う。とはいえ、日々の中で探していくしかない気がしている。

褒めてもらう

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通院に行った。ここのところとりあえず定期的に通院ができるようになってきて、やれやれ一安心といったところ。しんどくてもやはり行ったほうが安心できるし、不思議と調子も整ってくる。どんな理由があるにせよ、「行かない」という選択肢を選ぶのはあまり良くない。なので、これからはできるだけ選ばないようにしたい。

主治医の先生に最近の調子などを話しているときに、ふとしたきっかけで笑いが起こった。「なにか困ってることとか質問とかはあります?」と聞かれて「特にないです」と答えたのだけど、そう答えたら先生が笑い出した。昔からなのだけど、そういう質問をされた際にパッと該当するものが出てこないのである。病気で困ってはいるんだけど、そんなに切羽詰まっていないというか、変なところで達観してしまっていて、結局治すのは自分だしな、と思ってしまうのである。「本当に困ってるんです助けてください!」というような気持ちになったことはあまりない。なんやかんや自分で色々やっているうちに迷路から抜け出して、また迷路に入り込んで、というのを基本的に繰り返している気がする。

先生にはそれが新鮮だったのか、「あなた、変なところでガッツがあるね!」と言われた。ガッツがある人間だと一度も思ったことがないので、単純に新鮮だった。「ここでは口数は少ないけど、頭の中では色々考えてて、自分でなんか色々試してみてるんじゃない?それでいいと思うよ」と言われた。多分その通りだと思う。原因が分からない病気ではないので、なんとなくこういう行動を取っていったら治るんじゃないかな、という道筋は見えてはいるのである。ただ理屈ベースで行動できる時ばかりではないだけで。「多分、それでやり方合ってるし、自分のやりたいこと、出来るようになると思うよ」とも言われた。こういうことを言われると、一筋の光が射したような気持ちになって、自分のいる場所がパーっと明るく照らされていく感じがする。

なんだか分からないけど、「ガッツがあるね!」と言われたのが嬉しくて、明るい気持ちになった。最近、褒められることと言えばインターネット経由で自分の作品のことを褒められたりとか、そういうことが多かったので、直接人に褒められるとパワーが違うな、と思った。まだ調子が安定しないので母にも付き添ってもらったのだけど、先生に言われたことから自分の話題になって、そこでもちょっと褒められたので嬉しかった。

まだまだ頑張りたいので、まだまだ誕生日のお祝いをお待ちしていますね。頑張っていきたい。

25歳になった

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今日が誕生日ということで、25歳になりました。写真はカメラを構えている自分の影です。

去年と同じく、歳だけ取っていって気持ちが追いついてないような感覚だけど、時は止まってくれない。ただ、もっと良い歳の取り方をしたい、と考えるようになって、考え方は老けていってるのかもしれない。

去年と比べると、体調は相変わらず良かったり悪かったりで、残念ながらまだ前のように働ける状態にまで持っていけてない。毎日をやり切るのにいっぱいいっぱいで、精神的にあまり余裕がない。働くことは25歳の一つの目標だったので悔しいけれど、時間をかけてゆっくり治していくしかないなあと思っている。ただ、ゆっくり治すにもなにか目標を持った方がいいので、また目標を決めて動いていきたい。2月以来、人にもあまり会えていないし。

ネガティブなことばかり書いていても仕方ないので、24歳で良かったことを挙げてみる。

デザイン

去年の今頃と比べると結構スキルアップしたのではないかな?と思っている。ロゴを作ったりして、Illustratorを好きになれたのが大きい気がする。ただ、コーディングする機会をあまり作れなかったので、今年中にもっとコードを書いていきたい。まだまだやりたいことはいっぱいあるので、自分と向き合いながら少しずつチャレンジしていけたらいいな、と思う。

写真

カメラを譲っていただいたことがきっかけで、前よりも写真に対しての興味が大きくなっている。iPhoneで撮っていた時とは心持ちが違う気がする。今までは単なる記録として写真を撮っていたけど、それに加えて表現力をつけたい、と思うようになった。写真だけで感じていることを伝えれるようになりたい、というか。自分がどういう捉え方をしているのかが、写真に表れたら面白いなあと思う。



来年になると26歳になるわけで、正直厳しい。歳のせいなのか、将来のこととか、結婚をするのか否かとか、そういうことをよく考えるようになってきた。今までは長生きしたいという願望があまりなくて、50歳でタイミング良くシャットダウンできたらいいな〜とか思っていたのだけど、現実はそんなに上手く進んでくれないので、ちゃんと堅実に生きることを考えた方が良さそうだ、と思いはじめた。しかし、結婚は想像がつかない…。

ウィッシュリストは家庭の事情で今年も非公開なので、はてなスターかTwitterとかでお祝いいただけると喜びます。知り合いの人だったら、LINEとか、Skypeでもいいです。

これからもよろしくお願いします。

今年の夏

今週のお題「はてなブログ フォトコンテスト 2017夏」

8月31日、夏が終わった。夏の締めくくりにアイドルネッサンスの「前髪」を聴ききながら、アイスを食べつつこの記事を書いている(記事を書いたのは、8月31日)。

今年の夏は、あんまり夏らしいことはできなかった気がする。体調と暑さを理由に家にこもりがちになり、太陽の恩恵を受けることはあまりなかった。8月は情緒不安定で、毎日のように泣いてばかりいたし、夏らしい明るいエピソードもない…。去年もそんなに外に出てはいなかったけど、心持ちが去年と違う気がした。唯一、自分で行ける範囲には写真を撮りに行ってました。同じ風景ばかりだけど、刻一刻と風景が変わっていくのが分かって、それはそれでおもしろい。

f:id:kewpiedesign:20170831215048j:plain7月は蓮を撮りに行ったりしました。蓮は見てると気持ちが落ち着く。

f:id:kewpiedesign:20170831213254j:plainこんなに稲に接近したのは初めてで、稲って綺麗なんだなあ、と思いました。

f:id:kewpiedesign:20170831214747j:plain夏の始まりはこんな写真ばっかり撮ってた。朝の空気と田園風景が好き。

f:id:kewpiedesign:20170831215302j:plain曇りの日は曇りの日で好きということが分かった。景色が鮮明に見える気がする。

岩倉しおりさんの写真を見て、「こんな写真が撮れる人がいるのか…!」と衝撃を受けて、岩倉さんの写真のように、光を上手く取り入れた写真を撮れるようになりたい、と思った。

f:id:kewpiedesign:20170831220300j:plain素人の見よう見まねだけど、台所の料理器具の陰影が綺麗だな、と思ったので撮った。何気ない日常の風景に目が向くようになって、ありがたい。

こんな感じで夏が終わっていくのかなあ、寂しいなあ、海にも川にも行けてないし、やり残したことばかりだなあ、なんて思ってたけど、今日は一日外に出かけました。天気がめちゃくちゃ良くて、久しぶりに不安が吹き飛んで行った。真っ青な空に、光で反射する川、くっきりと陰影が浮かんだ山々、夏の終わりを締めくくるにふさわしい天候で、なおかつ秋の気配もあって、本当に良い天気だった。今年の夏を今日で清算しているかのようでした。

f:id:kewpiedesign:20170901144909j:image最近、いつも自分が作業している部屋からは夕焼けが見えないことに気づいて、今日は外で夕焼けの写真を撮ってみた。また、夕焼けも素晴らしい空だった。秋が近づく空はどうしてこうも情緒があるのか。

f:id:kewpiedesign:20170831214223j:plain終わりよければ全てよし、じゃないけど、少しだけすっきりした気持ちになりました。秋になったら天候も安定するし、また写真を撮りに行きたい。

今年の夏に聴いていた曲。

前髪

前髪

 
逃げ水

逃げ水

 
ひと夏の長さより・・・

ひと夏の長さより・・・

 
YELL

YELL

 
夏の決心

夏の決心

 
17才

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  • アーティスト: アイドルネッサンス
  • 出版社/メーカー: Sony Music Artists Inc.
  • 発売日: 2015/02/11
  • メディア: MP3 ダウンロード
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結局アイドルしか聴いてなかったな…。

余談ですが、9月に25歳になるのでよろしくお願いします。ウィッシュリスト公開、今年も出来なさそうなので、なにかメッセージとかはてなスターとかいただけると喜びます。秋は、イチョウとか紅葉を撮れたらいいなと期待しつつ、ぼちぼち頑張っていきたいです。