以前読んでよかった本を紹介していこうと思います。今年の夏に買った「色彩ルールブック」。7月発売だったので、買った当時新書でした。
色彩ルールブック -色を上手に使うために知っておきたい基礎知識-
- 作者: 武川カオリ,PIE BOOKS
- 出版社/メーカー: パイインターナショナル
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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色彩や配色のちゃんとしたルールを身につけておきたいのと、手元に置いて読むための本が欲しいと思っていたので購入しました。
内容
第1章 色の本質 色の基本的なしくみや性質を知る
第2章 色の影響 色が心と体にあたえる影響力を知る
第3章 色のメッセージとイメージ 色の持つイメージと配色例
第4章 配色ルール 美しい配色をつくる知識とテクニック
第5章 配色パレット 8つのトーン×20パターンの配色例
色彩ルールブック -色を上手に使うために知っておきたい基礎知識- | 武川 カオリ, PIE BOOKS |本 | 通販 | Amazon
感想
全体的に柔らかいタッチの文章と絵で色彩のルールについて説明されていて分かりやすくて読みやすい。この手の本は結構お堅いイメージがあったのだけど*1、これくらいのタッチだとすらっと読めていいなと思った。色の仕組みや見え方など、かなり基礎的なところから詳しく書かれていて、かつ誰でもすんなり読めるように配慮されている。なぜか母が読んでいたけど、かなり興味深く読んでいて、色っておもしろいねと言っていました。
個人的には、第5章の配色パレットがかなり役に立っていて、新しく配色を決めるときに参考にしています。色の由来やイメージもしっかり説明されているので便利。そんなに分厚くないし、いつでも持ち運べて、作業にも使いやすいのがいい。デザインをする人じゃなくても役立つ内容が多いので、手元に置いておいて損はないのでは、と思います。絵が多いし、カラフルなので子どもさんとかでも楽しく読めそう。色の勉強におすすめします。
参考情報
*1:あまり知らないだけで、柔らかいタッチの本も結構あるのかもしれない