昔から絵本が好きだ。親が買ってくれた絵本が家には山ほどあって、本棚には収まりきらないほどの量がある。いまも思い出すと、あの本どこだっけなーなんて言いながら唐突に探し出したりする。
絵本、子どものためにあると思いがちだけど、大人が読んでもおもしろいものが多いので読んでみてほしいと思う。むしろ、大人になってから読み返したほうが意味が分かってよりおもしろかったりする。なので、大人が読んでもおもしろい絵本を紹介してみようと思います。
さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)
- 作者: レイモンド・ブリッグズ,さむがりやのサンタ,すがはらひろくに
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1974/10/25
- メディア: ハードカバー
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題名のとおり、寒がりやのサンタが主人公の話。北極に住んでいるサンタが、年に一度の仕事を嫌々こなす様子が描かれているだけのシンプルな話だけど、ユーモアが効いていておもしろいし、絵がかわいい。漫画のようなコマ割りもユニークで良い。クリスマスが近づくと必ず読みたくなる。
- 作者: レイモンドブリッグス,Raymond Briggs,さくまゆみこ
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 1998/05
- メディア: 大型本
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いま調べていて見つけたのだけど、こんなのもあるらしい。絶対おもしろいと思うので、機会があったら読みたい。
- 作者: モーリス・センダック,じんぐうてるお,Maurice Sendak
- 出版社/メーカー: 冨山房
- 発売日: 1975/12/05
- メディア: ハードカバー
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映画化もされていて、結構有名な本だと思う。現実逃避したい少年が夜中に妄想を膨らませる話。現実に戻る描写がなぜか悲しい。夜にこの本を読んで、自分もよく妄想したりしていた。
- 作者: クロケット・ジョンソン,Crockett Johnson,岸田衿子
- 出版社/メーカー: 文化出版局
- 発売日: 1971/11
- メディア: 単行本
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かいじゅうたちのいるところと似た系統の話。少年が壁に描いた絵が舞台になってストーリーが進むのだけど、想像力がかき立てられる。真似をして同じように壁に絵を描いたりしたけど、なにも起きなくてがっかりした思い出がある。
主人公の女の子が喋るキツネのぬいぐるみと鳥取のおばあちゃんの家に行く話。 特に変哲のないストーリーだけど、絵がかわいくてほっこりする。
両親の結婚記念日の日に女の子が仕掛けたサプライズの話。家の中のいたるところに折り紙の箱が隠されていて、その箱の中にあるメッセージのとおりに行動していくとラストに結びつく。ストーリーが暖かくてすごくいい。
- 作者: クレール・H・ビショップ,クルト・ヴィーゼ,かわもとさぶろう
- 出版社/メーカー: 瑞雲舎
- 発売日: 1995/10/26
- メディア: 単行本
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それぞれ特殊な能力を持った、同じ顔をした5人兄弟の話。いろいろトラブルが起きるのだけど、個々の能力を活かして上手く難をすり抜けていくのがおもしろい。絵柄のせいか、独特の雰囲気がある絵本。
デパートに売られているクマのぬいぐるみが主人公の話。デパートを歩き回ったりする描写がコミカルでかわいい。最後がハッピーエンドでよかった。
- 作者: ルース・スタイルス・ガネット,ルース・クリスマン・ガネット,わたなべしげお,子どもの本研究会
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1964/08/15
- メディア: ハードカバー
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かなり有名なエルマーシリーズ。一度アニメ映画を見た記憶がある。3巻あるのだけど、なぜか印象深かったのがこの巻。体が大きいのにやたらとドジなりゅうがかわいい。ラストはハラハラする。
2人姉妹の話。妹の面倒をよく見る姉がかわいらしい。自分も同じく2人姉妹なせいか、よく読み返していた。自分は妹だけど。
空から降りてきた星の子と、地上にいた山ねこの話。星の子の面倒を見る山ねこがただただいじらしくてかわいいだけの話。
魔法が使えなくなる老いた魔女の話。全体的に切ない。ラストがすごく良くて、何回も読み返した。
他にもあった気がするけど、ざっと思い出したのはこんな感じだった。大人が読んでもおもしろい絵本はいっぱいあるので、あまり読んだことのない人はぜひ読んでみてほしいです。