アイドルもなる病気

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昨日、このニュースを知ってびっくりしました。

ハロプロから「パニック障害」という病気を公表するメンバーが出てきてしまう、ということに。ハロプロというのは、アイドルの老舗ブランドであり、栄枯盛衰はあれど、どの時代のアイドルシーンでも必ず必要とされてきたブランドだと思っています。でも、そのブランドを支えているのは至って普通の女の子たち。「アイドル」という煌びやかで強そうな肩書きに隠されているけど、裏では色々あって当たり前、改めてそんなことを思わされた気がします。

相川茉穂さん。いまはとても大変だと思います。ステージでも発作が起きたと書いてあるけれど、家でも発作に振り回されている自分からしたら、すごく強いなあと思います。自分はこの病気になって来月で一年になるけれど、毎日毎日、一定のペースを保って生活するだけでも難しいし、悪くなったり良くなったりを繰り返す病気なので、精神的にもしんどいと思います。でも逆に言うと、苦しいことばかりではなくて、以前のような状態に戻れる時も必ずあるので、あまり悲観的に考えないでほしいです。全部、自分の経験談なので、言い聞かせてしまう感じになってしまうのですが。

この病気は誰でもなるし、知名度もそこそこある病気だと思うけど、誤解も多いし、なった人にしか分からない苦しみがあると思っていて、それは20年近く同じ病気を患っている姉を横で見てきた自分がそうでした。そばにいてまるっきり理解したつもりでいたけれど、自分がなってみたらまったく別だったし、想像していたよりもずっと辛かった。でも、誰でも少しの知識を持つことはできるし、理解はできなくても、理解しようという気持ちにはなれると思います。相川さんのファンが一生懸命病気について調べているのを見て、そんなことを思いました。

アイドルという職業は華やかに見えるけれど、とても過酷だと思います。今は何も考えずに、ゆっくり休んでほしい。まだ17歳だし、17歳ゆえの辛さもあると思うけれど、そのぶん人生は長いです。

また必ず笑顔になれる日がやってくるし、その笑顔が見れる日をゆっくり待っています。

 


 

この機会に、病気関連の記事をカテゴリーにまとめてみました。少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。

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