ブログを書くとき、なんとなく思っていること

病気になってから、一年間記録のためという理由でブログを書き続けて、いつもなんとなく思っていることがある(ブログ自体はその前から書いていたけど)。

最初は、病気といわゆる普段の日常生活とは分けてブログを書こうと思っていたのだけど、病気は今の自分の日常生活とは切っても切り離せない存在であり、それを分離させようとしてしまうと、自分の中で色々と矛盾が生じてしまう、と思った。この病気をもっと理解してほしいとか、病気の認知度が低いから認知度を上げたいとか、そういうことは今のところ自分の中では考えていないので、新たにブログを作る必要もないな、と判断したというのもある。

その結果、色々な感情をごったまぜにして、書きたいと思ったことを全て同じブログで書いているわけだけど、そうすると、色々なものが見えてくる気がする。自分としては病気というものを排除して日常生活を送ることは無理に等しいので、病気が与えた影響(考えることや感じることはなる前となった後で結構変わった気がする)そのものを自分として認めたほうがよっぽど生きやすくなると思うし、脳の神経伝達物質やら、今までの人生経験やら、色んなことが影響して今の結果に結びついていると思うので、病気だけを悪者扱いするのはおかしいな、とぼんやり思っていて、日常生活と病気を一緒に扱うことで、病気というものは決して特別なことではない、ということを暗に理解してもらえればいいな、という意図みたいなものがある。病気、普通に誰でもなるし、身構えないでほしいと思う。ブログを読んでくれている人も、この人はパニック障害だから〜とか硬く考えずに、こういう人もいるんだな、程度でぼんやり読んでくれていたらそれでいい。

もうすぐこのブログをリニューアルしようと思っているのだけど、こういうことを書ける場は残しておきたいし、散々言っているけれど後で読み返して自分にとって有益だったりするので、思ったことを書きたいときに書ける場は大事にしていきたいなあ、と思う。