褒めてもらう

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通院に行った。ここのところとりあえず定期的に通院ができるようになってきて、やれやれ一安心といったところ。しんどくてもやはり行ったほうが安心できるし、不思議と調子も整ってくる。どんな理由があるにせよ、「行かない」という選択肢を選ぶのはあまり良くない。なので、これからはできるだけ選ばないようにしたい。

主治医の先生に最近の調子などを話しているときに、ふとしたきっかけで笑いが起こった。「なにか困ってることとか質問とかはあります?」と聞かれて「特にないです」と答えたのだけど、そう答えたら先生が笑い出した。昔からなのだけど、そういう質問をされた際にパッと該当するものが出てこないのである。病気で困ってはいるんだけど、そんなに切羽詰まっていないというか、変なところで達観してしまっていて、結局治すのは自分だしな、と思ってしまうのである。「本当に困ってるんです助けてください!」というような気持ちになったことはあまりない。なんやかんや自分で色々やっているうちに迷路から抜け出して、また迷路に入り込んで、というのを基本的に繰り返している気がする。

先生にはそれが新鮮だったのか、「あなた、変なところでガッツがあるね!」と言われた。ガッツがある人間だと一度も思ったことがないので、単純に新鮮だった。「ここでは口数は少ないけど、頭の中では色々考えてて、自分でなんか色々試してみてるんじゃない?それでいいと思うよ」と言われた。多分その通りだと思う。原因が分からない病気ではないので、なんとなくこういう行動を取っていったら治るんじゃないかな、という道筋は見えてはいるのである。ただ理屈ベースで行動できる時ばかりではないだけで。「多分、それでやり方合ってるし、自分のやりたいこと、出来るようになると思うよ」とも言われた。こういうことを言われると、一筋の光が射したような気持ちになって、自分のいる場所がパーっと明るく照らされていく感じがする。

なんだか分からないけど、「ガッツがあるね!」と言われたのが嬉しくて、明るい気持ちになった。最近、褒められることと言えばインターネット経由で自分の作品のことを褒められたりとか、そういうことが多かったので、直接人に褒められるとパワーが違うな、と思った。まだ調子が安定しないので母にも付き添ってもらったのだけど、先生に言われたことから自分の話題になって、そこでもちょっと褒められたので嬉しかった。

まだまだ頑張りたいので、まだまだ誕生日のお祝いをお待ちしていますね。頑張っていきたい。