これからどうしていくのか

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自宅で療養をするようになって1年以上経ったけれど、はっきりとした先の見通しが持てず、なんとなく毎日をやり過ごしていくような気持ちのまま日々を過ごしてしまっている。1年という年月が長いのか短いのかは分からないけれど、それまでの1年に比べると比較的短かったな、という感覚がある。濃いか薄いかで言うと、薄い。山あり谷ありではなく、ずーっと続く長い道をひたすら歩いているような、そんな感覚。

「これからどうしていけばいいんだろう」という気持ちは毎日あるのだけれど、その問いに対してはっきりとした答えが出せずにいる。前のような状態に戻るにはまだ時間がかかる、と思ってしまうし、現状では、はっきりと症状がなくなった状態で仕事をしている自分を想像できない。よく、前の状態に戻るのではなくて、生き方自体を変えてしまったらずいぶん生きるのが楽になった、という同じ病気の人の体験談を読んだりするのだけれど、そこまで大胆な決断をするにもなかなか踏み切れず、文字通りどっちつかずの状態が続いている。その判断をするには、今は早すぎるのか遅すぎるのか、ということさえ、自分では分からない。

せっかく自宅で仕事ができる環境なのだから、集中して自宅で仕事を請けてみるのもいいかもしれない、とは思っているのだけれど、なぜだか行動に移せない。はっきりとしたゴールが見えないからなのかもしれない。自分の進むべき方向が定まっていないと、どう頑張ったらいいのか分からない。その方向がいつ定まってくるのか、まだ分からない。

なんとなしにまた1年を過ごしていくのは嫌だなあ、と思う。25歳という、中途半端に責任のある年齢になってしまったから余計にそう思う。とはいえ、日々の中で探していくしかない気がしている。